WebP化によって、画像の読み込み速度を上げることができますが、サブディレクトリにあるサイトをWebP化する場合は一部手順が異なります。
この記事ではサブディレクトリをWebPを適用するためのポイントをまとめました。
※通常のサイト(ルートドメイン)のWebP化の場合はこちらの手順をご確認ください。
サブディレクトリのWebP化の基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
所要時間 | 20分(※) |
利用する プラグイン | EWWW image optimizer |
効果 | スピード向上 サーバー負荷低減 SEO効果 |
※画像の数で変わります
※本方法のサブディレクトリはシングルサイトとして作った場合に適用できます。マルチサイトの場合は適用できません。
サブディレクトリのWebP化の設定方法
プラグイン「EWWW Image Optimizer」をインストールします。

サイドバーの「設定>EWWW Image Optimizer」を開き、WebPタグを開きます。

チェックボックスをONにします。

以下のコードをコピーします。

FTP、もしくはファイルマネージャーからサブディレクトリの.htaccessにアクセスします。イメージは以下の通りです。サブディレクトリにインストールしている場合は、通常のディレクトリ(フォルダといった方が分かりやすいかもしれません)から一つ下の階層にもう一つサブディレクトリ用の.htaccessファイルが存在します。

ConohaやXサーバーで管理パネルに出る.htacess編集は、ドメイントップが対象になっています。そのためサブディレクトリのWebP化では直接編集してもサブディレクトリのサイトには効果がありません。

サブディレクトリの.htaccessへConohaでアクセスする場合、FTPもしくはファイルマネージャーから新しく設置したサブディレクトリサイトのフォルダを開きます。
以下はConoHaのファイルマネージャーで表示した別サイトのルートドメインですが、サブディレクトリは以下のように自分で決めたURLがフォルダと表示されます。それぞれにWordPressに関するファイルが入っています。

この下層のフォルダに.htaccessファイルがあるので、そこへコピーしたWebPのコードを貼り付けます。保存し、先ほどのEWWW Image Optimizerの画面を見るとグリーンに変わっています。これで設定は完了です。

キャッシュプラグイン「WP Fastest Cache」を利用している場合は、WebP用のコードが入っているため、最初からグリーンになります。これはサブディレクトリでも、上層ディレクトリでも同様です。
サイドバーのメディアから一括最適化を選びます。

画像をスキャンします。

右側のWebPのみ、チェックボックスを入れます。なお、EWWW image optimizerを過去利用したことがある場合は最適化を強制ボタンにチェックを入れて下さい。

圧縮が終わって、メディアライブラリの一覧で開きます。以下のボタンから一覧にできます。

以下のようにWebP圧縮されていることが確認できます。

Google Chromeをシークレットタブで開きます。シークレットタブは「Alt+shift+n」を押すことで開くことができます。

F12を押して、左上からNetworkを開きます。

以下の枠の中がWebPに変わっていればいればOKです。(開いた時、何もデータがないことがあります。その場合は「ctrl+R」を押して再読み込み(リロード)して下さい)。

>この下層のフォルダに.htaccessファイルがあるので、そこへコピーしたWebPのコードを貼り付けます。保存し、先ほどのEWWW Image Optimizerの画面を見るとグリーンに変わっています。これで設定は完了です。
とのご説明ですが、.htaccessファイルは見つけられたものの、WebPコードをどのように貼り付けていいかわかりません。
「開く」を選択するとファイルが「htaccess」という名前でダウンロードされるだけです。
.htaccessファイルの編集方法をご教授いただけませんでしょうか。